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大山 章子 医長
神経内科って何? ズバリ先生に聞いてみよう!
『〜医師に10問インタビュー〜』 |
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それではまず先生のご出身を教えてください。 |
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鹿児島の指宿(いぶすき)というところです。 |
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先生の専門診療科目、対象となる病気を教えてください。 |
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神経内科です。神経内科では、脳梗塞、脳出血、めまい、パーキンソン病、脳腫瘍、手足のしびれなどの末梢神経障害、顔面神経麻痺、筋ジストロフィ−、てんかん等々、様々な病気を専門的に診察します。 |
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なぜその診療科を選択されたのでしょうか。 |
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神経内科は、足から頭まで、身体の全てにおいて神経が繋がっており、全身の状態を把握できるという総合的な魅力を感じたからです。最初は大学の第三内科に入職したのですが、そちらでは、内分泌や糖尿病についても学びました。 |
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好きな言葉、座右の銘はありますか。 |
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はい、特に、これ!というものはありません。
こんな答えでもよろしいでしょうか(笑) |
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山田病院へ赴任された理由を教えてください。 |
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はい。結婚をし、夫が岐阜の病院に就業しているという関係で、昨年こちらに引っ越ししてくることになりました。山田病院、和光会は、福利厚生、特に子育て部門についても充実しており、女性として、また医師としても大変働きやすい環境にあると思い、志望いたしました。 |
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当院はリハビリテーションに力を入れています。
リハビリテーションについてはどのようにお考えでしょうか。 |
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はい、脳血管疾患の患者さまは、生活スタイルの欧米化等も影響し、年々増加していく傾向にあるとか思います。また実際に増加しています。その中で、病気となり、治療、治癒してゆく段階にあって、リハビリテーションの果たす役割はとても大きいと日々感じています。
チーム医療としての治療方針をきちんと定めて、早期に、適切なリハビリテーションを提供していくことはとても大切です。また、年齢が若い方であれば、特にその効果は早く、大きく表れてきますし、高齢者の方も同様に重要です。
リハビリテーションは、お身体を元の状態に戻していくこと、あるいは残存機能を充分に活かして機能・能力向上を図っていく専門的な分野です。
エビデンスに基いた専門医師の診断、専門のリハビリテーションを提供していく環境が、更に広がっていくことが望ましいと考えています。 |
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神経内科の専門医として、先生から何か日常生活におけるアドバイス等があれば、教えてください。 |
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片頭痛など、日常的に、痛みを感じたり慢性的な状態である場合は、医学的には特に大きな心配はないかと思います。但し、急激な、いつもとはちょっと違う痛み、しびれ等を感じる場合は要注意です。頭痛は寒暖の差にも注意が必要ですね。 |
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万一、上記のような症状になった場合はどうすればよいでしょうか? |
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上記のような症状を感じましたら、なるべく早めに神経内科等の専門の医師、医療機関に受診をしたほうがよいかと思います。 |
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地域の医療機関さま、先生方に一言お願いいたします。 |
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まだまだこちらに来たばかりで慣れておりませんが、地域の先生方とご協力し、地域医療に貢献したいと思います。地域の医療機関さま、先生方、何卒宜しくお願いいたします。 |
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地域の皆さまに一言お願いいたします。 |
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はい、私の専門は神経内科ですが、神経内科的な疾患は勿論、一般的な内科の相談でも何でもご相談なさってください。医師としてお悩みに応えることができますよう頑張ります。何卒宜しくお願いいたします。 |
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※2014年7月より3F回復期リハビリテーション病棟にて入院診療を担当されることになりました。 |
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