近年、高齢化や食習慣の欧米化のため疾病構造が変化し、死因として心筋梗塞、脳卒中、がんが大きな比重を占めています。
心筋梗塞も脳卒中も動脈硬化と関係の深い病気です。
動脈硬化の最大の原因は加齢ですが、それ以外に肥満、高コレステロール血症、糖尿病、高血圧などの生活習慣病があります。
当院の提供する健康診断は、高血圧や糖尿病、高コレステロール血症などの生活習慣病の発見に役立ちます。生活習慣病を早期に発見して治療を開始することで、心筋梗塞や心不全の発症を予防していくことができるのです。
また、生活習慣病を悪化させないために普段の生活での自己管理も大事になります。食事は適度な量を心がけ、塩分を控えめにしましょう。糖尿病のある方は食べ過ぎに気を付け、甘いものを控えること、高コレステロール血症では脂っこいものを控えましょう。
また無理のない適度な運動が足腰を丈夫に保ち、血糖値やコレステロール値を下げ、体の調子を良好に保ってくれます。お薬が処方されている場合には、定期的な内服も大事です。
なお、他院で異常を指摘された場合の精査や治療も積極的に行っております。健診結果をご持参の上、ご受診ください。 |